結論から言うと、非常に好印象だった。
グループホームは住宅街にあり、夕方に行ったけれど、治安の悪さは感じなかった。高齢者の男性とその孫が仲良く歩いていた。
グループホームはアパートタイプで、1人につき完全個室だ。最初からエアコンが付いている。お風呂とトイレが別々に分かれている。洗濯機と冷蔵庫を置くスペースがある。予想以上の大満足だ。
さらに、まだグループホームの偉い人に許可をもらわないといけない話ではあるのだが、世話人さんに、部屋で金魚を飼ってもいいと言われた。
私はイエロー和金という黄色い金魚を飼っている。名前はレモン。
実は、私は高校3年生の時に青いマメルリハインコを飼っていた。名前はクッピーと言って、よく懐いていた。しかし、母が、受験生が手乗りインコに現を抜かしていてはいけない、大学受験の妨げになると言い、父に命令して、鳥籠ごとクッピーを真夏の室外機の上に置かせた。私は泣きながら何度もクッピーを助けようとしたが、父に「親の言うことが聞けないなら高校を中退させて中卒にしてやる!」と言いながら殴られた。「中卒になってもいいです。クッピーを助けてください」と言ったが、やはり殴られるだけだった。クッピーは熱中症で死んだ。オレンジ色の血反吐か内臓か分からない物を吐いて、目を見開いて死んでいた。
だから、これからもレモンと一緒に暮らせるなら、それは本当に嬉しい。
また、世話人さんは若い女性なのだが、話しやすく親切で、何より相性がいいと感じた。
世話人さんが、グループホームの偉い人に話をして、偉い人が私を認めてくれたら、宿泊体験を経て入居できるようだ。
どうか、上手く行きますように。