blue-hydrangea-drops’s diary

発達障害(自閉スペクトラム症・ADHD)と双極性障害Ⅱ型の人が生きようとするブログ。

ダメでした。でも続きがあります。

 結論から書くと、障害者雇用の就職活動の結果がいまいちだったため、就労移行と資格の予備校に通うことになった。

 相談支援専門員さんに言われるままにいくつかの企業に応募したものの、今の私の実力では、時給1100円のパート事務員しか、書類選考が通らなかった。

 これではダメだということで、相談支援専門員さんがIT系の就労移行を紹介してきた。この就労移行では、利用者は、1に就職講座を受け、2にIT講座を受け、3に就職活動をするという、3つの段階を踏まなければいけないらしい。

 体験で就職講座とIT講座を受けた。初め、就職講座はかんたんだろう、IT講座は難しくて付いていけないのではないか、と思っていた。しかし、就職講座は思っていたより遥かに精神を削られる。きつい。疲れる。IT講座は結局、10年前に専門学校時代にやったことのおさらいなので、そこまで負担ではなかった。

 就職講座が疲れるのは、コミュニケーション力の訓練方法が厳しいからだ。まず、講師役の職員が「あなたたちの多くは発達障害なので、他人の顔色が読めないし、自分の発言が他人にどのような影響を与えるか想像する思考力もない。だから他人を不快にさせる」と利用者の欠点を述べた上で、利用者を当てて強制的に話させるという方法を取っているからだ。私は、お前は人格的に劣っていると言われると、元気に堂々とは発言できない。「あなたは他人を不快にさせます」の直後に「あなたの好きな物はなんですか?」なんて言われても困るなぁ。

 また、IT系の就労移行とはいうもののJavaScriptPHPをちょっとやるだけで、とても仕事には直結しないように見えるので、基本情報技術者の資格の予備校に通うことにした。10年前に、午前試験(今の言い方だと科目A)が余裕だと思ったら、午後試験(今の言い方だと科目B)にボコボコにされたので、なんとか半年〜1年で合格したい。なけなしの年金1か月分丸々をはたいて予備校に申し込んでるので…… 幸い、基本情報技術者の入門講義動画の内容は分かりやすく親切でとてもよかった。