父から離れると言うことで、相談支援専門員さんに、グループホームを探してもらった。
しかし、相談支援専門員さんが担当できる地域で、相談支援専門員さんのコネが使えるグループホームは、たったの1軒しか見つからなかった。選ぶ余地はないと言うことだ。
しかも、そのグループホームの見学も、コロナの影響でいつになるか全く分からないほどの延期になってしまっている。作業所の主任職員が濃厚接触者となったため、私の作業所での評価ができないのが、なぜかグループホームを見学に行けない原因らしい。
グループホームは新築のアパートタイプで、個室があって自分用のお風呂が付いているのが非常に嬉しい。
ただし、グループホームでの生活は、弱った精神障害者にとって非常に厳しいものだ。
障害者雇用の僅かな賃金でも暮らせる訓練をするため、生活費は全て実費で、作業所の工賃と障害者年金で支払わなければならない。
平日は毎日作業所に行かなくてはならず、作業所でへとへとになるまで働いた後(この作業所がまた厳しいのだ、いつも誰かが怒鳴られている)、自炊しろと指導員に家事を指導され、お小遣い帳を付けさせられる毎日らしいのだ。
何を甘ったれたことを言っているのかと言われると思うが、正直、今の父の金に頼ったぬるい生活からの温度差が怖い。